2019年度地域貢献

 

静岡大学地域連携応援プロジェクト採択事業

 「科学講座を通した地域活性化プロジェクト in 吉田町」

 

 吉田町立「ちいさな理科館」にて、小学4~6年生を対象に講座を全5回開催します。
 ちいさな理科館では、子どもの自然科学に対する興味や関心を呼び起こすことを目的として、毎週末の講座開講を目標にしています。その中で、技術職員がその一端を担い、吉田町の学ぶ環境の発展のきっかけとなることを目指し、下記日程で科学講座を開講します。

2019年   9月21日(土) :「DNAを取り出してみよう!」 講師:大橋和義  
10月19日(土) :「人工イクラを作ってみよう!」 講師:早川敏弘  
11月  9日(土) :「-200℃の世界をのぞいてみよう!」 講師:井上直己  
11月24日(日) :「身近な放射線を測ってみよう!」 講師:柿添崇文  
12月  8日(日) :「身近なもので電池を作ってみよう!」 講師:芦澤雅人  
 
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 日常生活に近い道具や試料、現象から科学技術への興味関心を深めてもらえるような講座を予定しています。「よく聞く・よく見るけれど、どういうものだろう」、「テレビやネットで見かけるけど、実際にどのような様子なのか知りたい」というような探求心に応えられるような実演・実験を行っていきます。
 現在それぞれの回ごとの予約を受け付けております。

 

静岡科学館る・く・る「サイエンス玉手箱」の出展

 静岡科学館る・く・るでは、科学実験や工作などを通して、来館者に科学への興味・関心を広げてもらうことを目的として「サイエンス玉手箱」を実施しています。この事業は、館外から幅広く出展講師を募り年間20回程度行われています。技術部静岡地区からこの事業へ以下の日程で出展しました。

   出展日   : 2019年5月11日(土)13:30 ~ 15:30
   出展会場  : 静岡科学館る・く・る(9階企画展示室)
   出展スタッフ: 井上直已,木野瑞萌,山本千尋,塚平高揚,稲葉梓,柿添崇文
   出展内容  : 手作り「エックスジャイロ」を飛ばそう!


 今回のサイエンス玉手箱では、昨年も好評だった、手作りXジャイロを用いた自然現象の体験学習を行いました。参加者の方々に、ケント紙とマグネットシートで簡単に作ることができるXジャイロを作製し、実際に遠くまで投げていただくことで、ジャイロ効果を体験していただきました。作製ブースでは、自分だけのオリジナルジャイロを真剣に作りながら、なぜ遠くまで飛ぶのかといった仕組みについても興味を持ち、質問をする子もいました。投てきブースでは、何回も繰り返し挑戦することで、30m近い距離がある突き当りの壁にまで届かせることができるほどに上達する子もいました。子どもだけでなく、大人の方にも楽しんでもらうことができたと思います。今回の出展では、多くの人に身近な自然現象の面白さに触れていただき、科学に興味を持ってもらうとともに技術部を広くPRすることができたと思います。(山本 千尋)

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