フィールド部門

フィールド部門は、地域フィールド科学教育研究センターにおいて、教育研究を支援し、また、フィールドの管理業務および生産・出荷業務などを行っています。センターは大きく分けて、持続型農業生態系部門(農場)と森林生態系部門(演習林)があります。

持続型農業生態系部門(農場)

  • 持続型農業生態系部門藤枝フィールドでは、茶、水稲、ミカンをはじめ、様々な果樹や作物、鉢花などが栽培されており、学生実習、研究、また、地域の方々への体験学習・研修会などに利用されています。最近では、他大学の学生実習や海外からの研修も受け入れるようになり、ますます盛んに利用されています。技術職員は、それぞれに担当を持ち、農作物の作付け・栽培計画の立案から、栽培管理、出荷、また、フィールドおよび農業機械等の維持管理、実習や研究の補助、体験学習・研修会での技術指導など、幅広く活躍しています。

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 図1  サツマイモ収穫(藤枝)         図2  稲刈り(藤枝)

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   図3  ミカン施肥(藤枝)       図4  キウイ花粉の精選作業(藤枝)

 
森林生態系部門(演習林)

  • 森林生態系部門には主に2つのフィールドがあります。山岳地の天然林、大規模崩壊地、スギ人工林を有する南アルプスフィールド、ヒノキ壮齢人工林を中心とした天竜フィールド、その他、富士フィールド(林野庁との学術協定による富士山国有林全域)があります。各フィールドはそれぞれ特有の教育素材があり、国内外の学生を対象に教育研究の場を提供しています。技術職員は各フィールドにおける教育研究を支援し、フィールド管理業務、育林・木材生産業務、長期にわたる森林施業計画の立案などを行い、教育研究フィールドとしてのより一層の充実を目指して活躍しています。

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図5 ヒノキ間伐体験(天竜)  図6・図7 ブナの巨木・天然林紅葉(南アルプス)