ものづくり・地域貢献支援部門

工学部次世代ものづくり人材育成センターにて、ものづくりを基本とした支援と運営業務等を行っています。センターの組織に合わせて下記2つのグループに分かれて業務を行っています。

【主な業務】

工作技術グループ  参考リンク先

  • 委託作業(全学部対象):研究装置や試験片の製作等
  • 学生ものづくり支援:機械の安全指導、機械操作指導、その他
  • 機械工作実習:機械工学科(前期)、物質工学科(前期、後期)
  • 技術相談(全学部対象):加工方法、図面、各種装置開発、その他
  • 機械保守管理
  • 見学者に対しての施設説明


  図1  委託作業製作品の一例                 図2 工作実習旋盤説明風景

 

創造教育グループ 参考リンク先


  図3 理科・技術教材開発の一例                 図4 三次元加工説明風景

【各グループ紹介】
工作技術グループ
工作技術グループではものづくりを通しての卒論・修士・研究のためのものづくり、学生実習指導・支援を主な業務として、その他、学生ものづくり支援、地域貢献等を行っています。
卒論・修士・研究のためのものづくりは、委託作業、先方作業を行っています。
委託作業とは工作技術グループの技術職員が、図面を元に製作するもので、実験装置、部品加工(図1)、テストピースの製作などを行い、平成25年度289件の実績があります。
先方作業とは、教職員・学生が機械を利用したものづくりで、部品加工などを行い、平成25年度285件の実績があります。
学生実験実習の実習項目は、溶接加工、旋削加工、手仕上げ・放電加工、フライス加工、歯切り加工、研削加工を行っています(図2)。
学生ものづくり支援は、学生サークル(学生フォーミュラ、鳥人間コンテスト、ロボットコンテスト、宇宙エレベーター)などのものづくり支援、機械実習・安全教育等のサポートを行っています。
地域貢献は、地域の中学生へのものづくり体験学習、テクノフェスタ2012『金属で折り鶴をつくろう』、2013『「プチ風力発電機」をつくってみよう』、2014『「砂でグラスに絵・文字を描いてオリジナルグラスを作ろう』を行いました。

創造教育グループ
創造教育グループはものづくり基礎教育支援、創造的ものづくり教育支援を主な業務として、その他、学生ものづくり支援、地域貢献等を行っています。
ものづくり基礎教育支援は、工学部1年生約560名を対象として、ブレッドボードを用いたデジタル回路実習、教育用ロボットを用いたプログラミング実習、マイコン実習用の基板を回路パターンから穴あけ・はんだ付けを経て製作する基板製作実習、金属加工(アルミ板材・棒材)のケガキ・ 切断・穴あけ・曲げ、フライス盤・旋盤による加工・タップ作業等のロボット製作実習を行っており、技術職員は実習内容の検討、テキスト作成、実習説明・指導、レポート・課題プリント採点まで専任教員とともに行っています。
創造的ものづくり教育支援は、工学部1年生が設計した創作ロボットの加工・回路・プログラム指導まで行うロボットコンテスト実習と、学生が地域の小学校や高校へ授業を行うための引率・指導、学生との打ち合わせ・指導を行うものづくり・理科教育支援を専任教員とともに行っています。
地域貢献支援はサイエンスパートナーシッププロジェクトなどによる小・中・高校生へのロボット講座を年10回、約700名へ開催、テクノフェスタでは実習で使用するロボットなどの展示『ロボットを体験しよう!』を行っています。
学生ものづくり支援は、計測制御用ソフトウェアLabVIEW講習会、ものづくりサークル(学生フォーミュラ・鳥人間コンテスト、ロボットコンテスト等)へ3次元加工機の講習会や相談(図4)、基板製作、3次元加工についての技術相談、ものづくり実習・ロボット講座の教材開発(図3)を行っています。