ご挨拶

  • 技術部長 碓氷泰市
  •  平成16年に国立大学は一斉に法人化となり早いもので10年となります。この間、様々な交渉を経て部局に所属していた技術職員を集約し、全学的組織に一元化した技術部を、平成24年4月に設置しました。当然、技術部組織の管理・運営体制を整えスタートし、これまでの東西キャンパスが離れ技術職員同士の横並びの関係からいきなり一組織に移行したわけですから、執行部を中心に構成員の皆さんはご苦労されたことと思います。実際、今思い起こすと体制確立のため問題が当初は山積していました。しかし、船出し2年経ってみるとお互いを知ることから始まった技術部も、相互理解が徐々に深まり運営面その他、軌道に乗ってきたように思われます。
     静岡大学の技術部の組織化は、教員、事務職員と協働することによって、教育・研究・社会連携をより効率的、効果的に支援できる体制の構築を目指したものです。従って、この組織化が現在検討中の大学改革を推進に繫がる改革であることを期待するとともに、実のある教職協働体制を築いて頂くことを強く希望する次第です。
  • 統括技術長 水野保則
  •  静岡大学技術部は平成24年4月1日発足以来、技術職員の技術力を生かして、本学の教職員学生に対して、技術提供および技術支援を行っています。技術職員は技術を通して本学の教育と研究の質の向上を目指し、学生実験や情報基盤、機器分析、装置開発、フィールドなどの分野で活躍しています。さらに、技術力を生かした地域社会への貢献活動として、テクノフェスタや科学の祭典、キッズサイエンス、科学館への技術協力なども行っています。技術部は技術支援という地道な分野を本務としていますが、業務の可視化にも取り組み、技術報告会や技術研究会なども積極的に企画し、業務についての発表や討論も行っています。また、技術部は大学改革を推進する体制も模索しています。今後とも技術部、技術職員をよろしくお願いします。

 
◎技術部ビジョンと職員像(H26.4.1所信表明)
 技術部のビジョン
 1、技術職員が高いモチベーションを持って与えられた職務を遂行出来る環境づくり
 2、高いスキルを最大限に発揮出来る組織の構築

 技術職員像
 1、大学の改革の方向を理解していること
 2、技術職員としての高いスキルを持っていること